?いのちを守る都市づくり 地域防災フォーラム2015?を開催
平成27年3月21日(土?祝)に、大阪市立大学都市防災教育研究センター設立記念「いのちを守る都市づくり 地域防災フォーラム2015」を開催しました。
フォーラムの第1部では、西澤学長および、臣永正廣 西成区長からのあいさつの後、都市防災教育研究センター長の森 一彦教授から、全学的な文理融合の組織で被災地支援および防災研究、防災教育を推進するために今年の3月1日に設立した、都市防災教育研究センターの概要説明を行いました。
次に、地域防災?地区防災に造詣の深い、室崎益輝(むろさき よしてる)兵庫県立大学防災教育センター長から「都市防災の新しい考え方 ~減災まちづくりのすすめ~」と題し、ご講演いただきました。
その後、渡辺一志教授(都市健康?スポーツ研究センター)から、「コミュニティ防災教育報告」と、地域防災リーダーや福祉関係者を交えたパネルディスカッション、「ODRPいのちラボ認証式」を行い、認証式では住吉区大空小学校の若手教員に賞状と記念品が贈られました。
第2部では都市防災研究プロジェクトの一環で地域住民を中心に結成されたコミュニティ劇団スミヨシ?アクト?カンパニーの第3回公演「星のつぶやき?いのちを守るまち3」を上演しました。今回の公演は、文学研究科 福島祥之教授が、演劇活動をとおしてコミュニケーション能力を高めたり、いざというときの助け合いの心を育てたりしながら、いざというときの地域コミュニティの役にたってほしい、という願いのもとに手がけた演出です。会場には、地域住民の方や都市防災関係者で満員御礼となり、大成功のうちに幕を閉じました。