公立大学法人大阪市立大学
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URAセンター

 URAセンターは、2015(平成27)年度に研究推進本部のもとに設置され、科研費などの研究系外部資金の獲得支援をはじめ、国や独立行政法人の大型競争的資金獲得のための情報収集、研究プロジェクトの企画等に取り組んできました。
 また、新産業創生研究センターが、2003(平成15)年度に産学連携活動を推進するために設置され、企業と 研究者とのマッチングや知財相談等により、民間企業等からの研究資金の獲得と特許出願などの支援を行っており、2010(平成22)年度から産学連携推進本部(現:産学官連携推進本部)のもとで活動してきました。
 2017(平成29)年度よりURAセンターと新産業創生研究センターが統合し、研究企画部門、リエゾン部門、知財部門の3つの部門を設置し、本学の更なる研究?産学官連携戦略の体制強化を図っています。

URAセンターの事業

1.研究戦略企画(IR)

大学の研究戦略に基づき、政策情報等を収集?分析し、教員個人の研究資金の獲得支援をはじめ、 分野横断型?複数機関参加型の競争的資金のプロジェクトの企画等、研究力の向上及び研究推進に資する施策を実施していきます。

2. リエゾン

産業界等と学内研究者の相談窓口となる産学官のワンストップサービスを提供します。

    • 受託研究?共同研究の実施相談
    • 学内研究シーズのデータベース発信
    • 産業界向けシンポジウムの開催
    • 中小企業支援機関、金融機関などの協力機関との連携

3. プロジェクト開発

産業界のニーズを調査?把握するともに、国?自治体等との連携のもと、産学官の共同研究体制を編成し、地域経済の発展に貢献します。
また、新たな産業の創出につながる研究には、研究費などの支援を行い、事業化の促進を図ります。

4. 知的財産化支援

知的財産の創出を支援し、権利化された知的財産は速やかに社会還元するとともに、研究活動への還元により新たな知的財産の創出に務めます。
そのため、特許など知的財産に関するコンサルティングや啓発セミナーを実施するとともに、有望な発明については、技術移転?ライセンシング等の支援をします。

5. インキュベーション

大学の研究シーズを活用した製品開発による事業化や起業化を促進するため、学内にインキュベータを設置しています。
ベンチャー支援機関等と連携し、経営相談や事業化?起業資金の確保、販路拡大などの支援を実施します。